Blog MiMi

イスラム国の日本人殺害予告動画|拉致されている映像は合成なの?

こんにちわ。

ブログMiMiです。

本日、朝からもの凄く寒いですね。

午前6時くらいにいつもの運動をしようと思って外に出てみると、なんとパラパラ程度ですけど雪が降っていました。

雪と言っても、本当に小さな雪がパラパラとゆで卵に塩を吹きかける程度で降っている感じですから、これくらいの雪なら別に問題ないと思って安心してしまい、また風邪をぶり返してしまわないように、すぐさま室内に出戻りした次第です。

例えば、1時間とか2時間の間、屋外を移動している場合は、少しくらいの雪であっても、それを長時間にわたって浴びることになりますから、それこそが体力低下をもたらすかなり危険な振る舞いになってしまいます。

よくある話として、雪や雨を長時間浴びてしまった後に、そのままにしておいたら、翌日熱を出して寝込んでしまったり、声が出なくなってしまったことはありませんか?

それは、長時間雨や雪に打たれることにより、その場では少しずつであっても、合計すると極端に体力を奪われることが原因ですから、その際には戻り次第、すぐに暖かいお風呂に入るか、最悪でもシャワーを浴びたあとに、体を乾かすと良いでしょう。

ようやく、風邪の初期症状から程よく回復してきましたので、今回は半袖でうろつくような無謀な行為は行わずに、しっかりとした服装で活動するようにしています。

まあ、風邪の完全回復にはそれなりに時間がかかりますので、多少の不具合も改善しようと思えば、もう暫くかかると思いますけど、既に風邪のウイルスや細菌に攻撃されたところで対抗できる状態に体が作られていますので、全く問題ないとは思います。

最近有酸素運動をしていないので、ウエスト周りが怪しくなっているとはいえ、風邪に対する細胞レベルの抵抗力が上がっているのは間違いありませんからね。

東京はこのように、大変寒くて雪まで降っている始末なのですが、海外では日本人がらみの派手な事件が発生しているようで、そちらについてのご相談を何件が頂いています。

今回は、この日本人がらみの事件についてブログに書いてみたいと思います。

 

 

イスラム国がついに日本人の殺害予告をしたようです

今回の事件の発端になっているイスラム国といえば、ここ最近、中東情勢が不安定になっている要因を引き起こしている危険地域認定中のイラクやシリアでやたら勢力を持ってきていて、アメリカ系の国などからは国際テロ組織と識別されている組織の事です。

ただ、中東やイスラム系独自の事情や歴史文化については、私は正しく認識できるほどの経験がないため、よく知りませんので、単純にアメリカの発表を全て正しいものとして識別することはありませんから、何が起こっているかだけを意識するようにしています。

アメリカなどが指定している国際テロ組織については、そのような組織が結成されてしまった原因であったり、その思想なども、日本人の価値観では理解できない部分もありますから、あくまで何が起こっているのかのみを正しく分析できるようにしておいたほうが無難です。

 

ゲッペルスのプロパガンダ放送や大本営発表にまんまと乗せられていた、かつての人たちのようになってしまっては元もこうもありません。

まあ、日本人はテロリストを組織的に尊敬する人が多いような気がしますし、例えば、坂本龍馬などは当時とすれば完全なテロリスト扱いの筈なのに、今では普通に高知県のシンボルのように扱われているのですけど、この辺りはどうなんでしょうか?

日本の歴史の教科書には、坂本龍馬の事を政府転覆を図っていたため、政府関係者に暗殺されたテロリストと書いている書籍などは全くないですし、殆どが歴史上の志半ばで暗殺されてしまった高知県の偉人として扱われていると思います。

韓国の歴史の教科書でしたら、坂本龍馬は実は韓国人だった?と言ったいつものノリで書かれているかも知りませんけど、日本の歴史の教科書では、坂本龍馬が当時の法律を完全に無視して、当時の政府(幕府)から見れば、かなり悪いことをしていたとは絶対に書かれていないはずです。

江戸幕府に対して、独自に軍備を整え反旗を昼返して幕府転覆を図って戦っていたわけですから、維新志士と呼ばれる人たちは、今でいえば全員テロリストに該当するのでしょうけど、勝てば官軍の通り歴史上の有名人として讃えられています。

大雑把になりますけど、今でいえば、あまりに無能で将来性がないと言った理由で日本政府を倒すために、政府よりも遥かに高性能な最新兵器を用意して、軍隊を組織してから特殊な訓練を行い、政府側の軍隊である自衛隊や政治家、官僚たちと戦っているような感じですね。

武力を用いて、国家と戦っている国民の事をテロリストいうのかどうか知りませんし、他国を侵略する組織のことを示しているのかも知りませんけど、かといって、イスラム国やアルカイダなどが良くて、アメリカが悪いと言った話でもなく、一切の主観などは持たずに正しい情報を判断して、事実のみを見るような癖をつけておけば、結果的に良い方向に進むことが多くなります。

局地的かつ断片的、一方的に発信させる情報を全て間に受けるというのは、大変危険な振る舞いですから、何が正しいのかについての最終判断は、全て自分で行うといった考え方はおすすめです。

ただ、イスラム国の配信している動画を見ていて、普通の日本人であれば気持ちよくなる人はいないと思いますので、個人的にはあのような行為はやめてほしいとは思っているのですが、今回はついに日本人が人質になり、殺害予告をされてしまっていると言った状態になっています。

以前も、イラクで日本人の方が人質になってしまって、殺害されたしまった事件があったり、他にも3人くらいの見た目が微妙な日本人?の方がイラクで武装勢力に捕まっていたのですが、こちらは自作自演の疑惑をあちこちで浴びせられていた事件で、全員生きて帰っているようです。別にそんなことはどうでもいいのですけどね。

今回の人質になっている日本人の方は2名の男性の方であり、この2名の男性の方を72時間以内に殺害するとイスラム国は予告しているようです。

殺害を回避する要求としては、イスラム国に2億ドルを支払いなさいと言っているようなのですが、この金額だと現在のレートでいえば230億円位でしょうから、モスバーガーが一体何個食べるのか?を不謹慎ながら計算してしまう莫大な金額です。

この殺害予告の動画は、ネットで大きく報道されているので、すでにご存知の方も多いかと思いますが、こちらの動画を見ていて、ある点に気が付いた方もそれなりにいるのではないでしょうか?

 

 

イスラム国に拉致されている日本人の動画は合成?

私のところにも、昨日から何件か、報道関係の方から連絡が来ているのですが、今回のイスラム国が配信している動画は合成されたものではないのか?と言った感じの疑問がやはり出てきているようです。

なんでそんなことがいえるのか?については、そういった連絡が直接専門機関から私宛に来ているからその事実を元に言っている訳ですので、素人が自分で映像を見た感想を書くように、適当な話をしている訳ではありません。

この辺りは、素人の方が安易に入ってこれない分野になりますし、特殊技能を有していれば、社会的な問題が発生すれば、いろいろなところから連絡が入ることになりますので、情報などにも敏感に扱えるようになります。

まあ、厳重なる守秘義務契約が必ずありますから、詳細などは一切公開できないんですけどね。

それで、皆さんがおっしゃっているのは、イスラム国が公開している、日本人の殺害予告動画が合成されたものでないのか?と言った話になるのですけど、この場合は、影が不自然とか、背景が不自然と言った視点で動画を見ている方が殆んどになります。

しかし、今回のイスラム国の動画で、そのような影がおかしいとか、背景がおかしいと言った素人目線の疑惑はどうでもよくて、背景が合成されたものだろうがなんだろうが、人質になっている二人の日本人の方が本物のなのか?本人なのか?と言った部分を事実確認する方が大変重要です。

仮に、人質や殺害予告をしている人物をスタジオ等の室内で撮影していて、背景を合成したものであったとしても、実際にその人質が本物であり、本人であるなら、イスラム国の過去の実績から言えば、普通に残虐な方法で殺害してもおかしくはありません。

こちらの方が大変重要なので、急いで本人確認をした方が良いのですが、この本人確認という解析作業は簡単ではない為、30分や1時間で行うことはまずできません。これを急いでやってほしいと言ったご依頼が多いこと・・・。

よくあるのはネットの匿名掲示板などで、素人の方が本人確認を行う典型的なパターンとしては、2枚の人物の顔写真を半透明にして重ね合わせて、線を引いたりして、その比率が一致しているから、本人であるといったやり方なのですが、このような手法では本人かどうかの同一性を示すことはできません。

裁判所に書類を提出したことがあれば分かると思いますけど、このような書類は全く相手にされませんので、必ず100%の確率で結果を示していて、相手が反論できない状態で人物の同一性を示した書類を制作する必要があります。

この解析をどのように行うかといえば、特定したい人物の動画や顔写真が「2枚以上」必ず必要になり、その動画や写真は必ず正面を向いているものを用意する必要があります。

斜めを向いていたり、横を向いている場合も可能な場合も有りますが、そのようなケースでは精度が落ちるため、写真や映像のみを使った同一人物の判定は、信用できないといった判断を下されることが多くなります。このような事態の場合には、最初から他の証拠も揃えておく必要があります。

それで、2枚以上の正面の写真の中から、品質が高くて解像度が高い方の写真を使って、3Dで顔の骨格のモデリングを行い、それを正確に作成した後に、3Dの顔のモデリングデータを対象の人物の全ての写真と被せ合わせて、指紋の鑑定や筆跡鑑定と同じく、一定のポイントの比較を行い、同一性の結果を示すことになります。

鑑定と言っても、マニュアル的とか事務的ではなくて、3Dのモデリングはセンスと経験が必要な分野ですから、結構大変な作業です。これを行うことによって、より精度の高い、同一人物の結果を正式に裁判所に提出できる書類のレベルで行うことが可能になります。

この作業を30分でやってほしいとか、1時間でやって欲しい、更には資料がないので適当にやってほしいといった相談は到底お受けできないのがご理解できるかと思います。

写真や映像による人物の同一性の判定・解析作業のご相談やご依頼などはお気軽にご連絡ください。わからないことがございましたら、合わせてお問い合わせください。

 

 

イスラム国の日本人殺害予告についての感想

ここからは、私の完全な主観になるのですけど、今回のイスラム国の日本人殺害予告動画を見ていると、内閣総理大臣である安倍晋三さんが、イスラム国を壊滅するための支援を「1億ドル単位で外国に行う」ような発言をしたのが原因だと、覆面の男性が話しているようです。

この主張自体はどうでもいいのですけど、日本人がイスラム国に拉致されているとか、その可能性がある状況下で、イスラム国にそのような刺激を与えると、どのような結果になるのかは過去のケースから見ても分かりきっていると思うんですが、少し軽率なような気がしますね。

それに、そんなお金があるなら、外交が重要なのは分かっているのですが、ないものはないわけですから、増税や不況で生活に大変困っている、日本国民に使った方が良いのではないでしょうか?

 

アメリカのように武力を使った報復が行えるのであれば、まだ強気に出るのもわかるのですが、日本政府はどう考えても軍隊である自衛隊を使って、外国で空爆を行ったりすることは現状では絶対にできませんから、絶対に国民が安全である環境でなければ、軽率な行動をしてはいけないのではないでしょうか?

今回のことによって、全ての日本人に対してテロの脅威にさらされる可能性が出てくる恐れすらありますし、日本国内でそれが発生したら、爪楊枝の混入事件の犯人にすら手を焼いていた、ぬるい環境の警察などでは適切な対応もできないような気がします。

日本人というのは、世界でもトップクラスに危機感を持っていない民族ですから、国内はもとより、海外でもイラクやシリアだけでなくて、もっと安全な地域でトラブルに巻き込まれる可能性が出てくる場合がありますので、危機管理を各自が持つようにした方がよいですね。

昨年末に、中国の密漁船が大量に押しかけて、小笠原諸島の貴重な海を荒らしまくった時にも、日本政府は遺憾の意を表明して何もしていない始末ですし、結局は、赤珊瑚が尽くされてしまって、中国の密漁船が引き上げるタイミングに合わせて、取り締まりを強化すると言った痛い自作自演をこなったように見ることができる振る舞いすら行っています。

事実がどうなのかは知りませんけど、赤珊瑚が小笠原諸島の海から全くなくなってしまって、密漁できなくなったら、中国漁船がいなくなるのは当たり前であり、いなくなった後に、取り締まりを強化したらから、中国漁船がいなくなったと報道各所に配信しても、余計に信頼感がなくなるのは、普通の人の感覚だと思います。

イラクやシリアに入国した人が自己責任といいはるのは簡単ですけど、仕事であれば他人で理解できないような、それなりの理由があるのでしょうし、入国させないような体制をとるのが重要だと思います。

今回のケースは、映像そのものが合成なのか?ではなくて、拉致されているとされる人物が本人なのかを、正確に裁判所で通用するレベルで分析判定を一刻も早く行うような感覚を皆さんが保たれることをお勧めいたします。

映像に映っている二人の男性の顔の表情を見ていると、相当な恐怖感で、指示された方向をじっと見ているのがよくわかりますので、大変お気の毒だとしか思えません。

よろしくお願いします。

スポンサードリンク




コメントは受け付けていません。