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Girls und Panzer 11話について

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

Girls und Panzerをご存知でしょうか?

アニメを一切見ない人や、アニメに全く関心の無い人であれば、意味が全く分らないと思いますので、簡単にご説明します。

Girls und Panzerとは、女子高生が太平洋戦争時代の戦車に乗って、高校の代表として試合に出場して、女子高生が戦車を操りスポーツのように戦うといったお話です、最後の敵はよくあるパターンで主人公の実のお姉さんになります。

アニメの中で作られた伝統として、戦車道といった、華道や茶道のような伝統があり、その戦車道の家元のお嬢さんが戦車に乗って戦いますし、いろいろな女子高生が加わっていく事になります。

正直言って、ありきたりなストーリーですから、Girls und Panzerのアニメ作品としてのストーリーは、それほど重要なアニメではなく、戦車で戦う綺麗なCGのシーンがポイントですね。

戦争などの殺し合いではありませんから、流血などもありませんし、戦車でスポーツを行なっているように試合をしていくといった描写もポイントになります。

殺し合いは一切ありませんので、どなたでも不快感なく見る事が出来ます。

ただし、ここ最近の流行といいますか、普通に史実を再現するようなシリアスなアニメを製作しても、制作費すら回収できませんので、登場人物はことごとく女子高生になっていますが、このあたりは営利目的で製作している以上は仕方ありませんので、気になる方は我慢するしかない部分ですね。

かつて、麻雀のアニメで咲といった、殆ど内容が同じといってよいくらいの似たようなアニメがあったのですが、ストーリー的にはまさに咲と殆ど同じです。

のどっちとよばれたピンクのツインテールで、胸の大きい女子高生が人気があった作品ですが、あっという間にその人気はなくなってしまいました。

Girls und Panzerは麻雀ではなく、戦車の描写がメインですから、アニメや女子高生の描写に偏見のある方は、その部分は我慢して見てみると良いでしょう。

ストーリーはお決まりのパターンですが、このアニメの特徴は、その戦車の描写になります。かなりリアルにCGで表現されており、30分の深夜アニメのクオリティを遥かに超えていますから、第二次世界大戦時代の戦車に興味のある方であれば見ておいて損はありません。

これまでのアニメとは何かが違いますので、作品を見ていくとそれが次第に分ってくると思います。

また、このGirls und Panzerの特徴として、更に驚くべきはこのアニメのサウンドトラックにあるといても過言ではないでしょう。

第二次世界大戦の軍歌や民謡が普通にアニメの中で普通に流れていますし、その品質も下手なアレンジなどは一切無く、戦争当時の古い雰囲気そのままを感じる事が出来ます。

ドイツの戦車の歌である、Panzerliedがアニメのサウンドで使われている作品は、このGirls und Panzerが歴史上初めてではないでしょうか?

古い映画になりますが、バルジの戦いの映画の雰囲気そのままといいますか、どう聞いてもバルジの戦いのアレンジを意識しているアレンジですから、かなり良く出来ていると思います。

バルジの戦いも映画の作品としては良かったのですが、ドイツ軍の戦車が駄目でしたね。頑張っているほうだとは思うのですが、ティーガー2、俗に呼ばれるキングタイガー戦車がソ連の戦車を使っていた訳ですから、デザインに無理がありすぎました。

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ドイツの戦車のデザインの美しさは、見れば誰でも感じる事が出来ますし、ソ連の戦車のデザインのダサさは、こちらも見れば直ぐに分ると思います。

バルジの戦いでドイツ軍の戦車に納得がいかなかった人は、Girls und Panzerを一度見てみる事をお勧めいたします。

なぜなら、ドイツ軍の戦車が沢山出てくるからです。主人公の女子高生の戦車はドイツ軍の4号戦車なのですが、途中で砲塔を乗せ変えたり、パワーアップを繰り返して、4号戦車の最終形態になって行きます。

そして、最後の敵である、主人公のお姉さんの女子高は、ヤークトティーガーをはじめとして、ティーガー1、ティーガー2、パンターなど、全てドイツ軍の戦車で構成されたチームになります。

アメリカ、ドイツ、イギリス、日本等の戦車が登場しますが、イタリアだけは、ショートカットされて話が進んでいきますので、イタリアの戦車に関心がある方には、残念な展開かもしれません。

戦車もいろいろとマニアックな固体から、定番の固体まで沢山登場しますが、11話では、あのマウスが登場していましたので、びっくりです。

マウスとは、ドイツ軍が開発した超重戦車のことです。マウスは架空の戦車ではなく、実際に製造された戦車です。ただし、実践では全く使えなかったといわれていますが、スペックは常識を遥かに超えていますので、こちらも興味のある方は調べてみてください。

11話では、ラストの方で、Panzerliedのサウンドと共にこの超重戦車であるマウスが登場するのですが、このシーンもよく出来ていますね。

この作品の登場により、似たようなファン層を持つほかのアニメ作品は、かなりのダメージを受ける事になると思いますが、仕方が無いかもしれません。

アニメ関係にお金を支払う層は、一定の数しかいませんので、ブルーレイの売り上げに関していえば、全てのアニメ作品が競合しており、何か人気のある作品が登場すると、これまで人気のあった作品が落ち目になるのは、株式などと同じです。

市場の数が劇的に増えない限りは、既存の市場の中でのみお金が流通します。

現在において、アニメの市場を劇的に広げるような作品は、殆どありませんので、これまでの別のアニメの支持層を他の作品から奪って、Girls und Panzerは売り上げを上げていくことになります。

女子高生のキャラクターデザインに抵抗がある人は沢山いると思いますし、こういった女子高生キャラが沢山出てくるアニメに不快感を持つ人も沢山いますが、一度偏見を持たずに見てみる事をお勧めいたします。

お勧めする方は以下の属性を持っている方です。

戦車に興味がある方。

カチューシャやエーリカ等の、太平洋戦争の際に歌われていた軍歌や民謡に興味がある方。

この条件に該当する方であれば、アニメに偏見があっても満足した結果を得られると思いますので、一度見てみる価値はあると思います。

女子高生がこれだけ登場すれば、アニメの声優さんも仕事が沢山増えますので、アニメ業界内部の活性化を考えた場合は、優れていると思います。

登場人物が極端に少ないアニメでは、声優さんの仕事は殆どありませんので、新人の声優さんが活躍できる場所が殆どなくなってしまっているためです。

そういえば、もう直ぐ、最終話ですが、気になる方も多いのではないでしょうか?

よろしくお願いいたします。


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