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鯛の差し入れに苦労した日|尾頭付と三枚下ろしはどちらが良いの?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

日曜日には、ついつい調子に乗って風邪の最後の治り際に半袖で活動した挙句に、その辺でいつの間にかその格好のままで寝てしまった為、治っていたはずの風邪の症状が更に悪化・・・。

それだけ余力のない戦いを自分の体の細胞が風邪の細菌達と行っていたということですから、まさに自業自得です。

その後は、そういった悪条件が重なった中で、非常に面白かった「PSYCHO-PASS サイコパス」を布団の中で見ながら1日寝込んでいました。見終わった後には、自然に寝付けれそうな感じでしたから、今度こそは流石に体調が回復してくれるものだと思っています。

結果的には、おかげさまで、本日に目を覚ました時には、風邪っぽい症状も全くなくて、喉も鼻もいつも通りで、朝の6時くらいにはいつもと同じ服装で屋外の有酸素運動を通常通りに行うことができました。

改善させた方法としては、全て自然療法であり、風邪薬も使っていませんし、病院にも一切行っていません。

今の状況を一言でいえば、最近の人なら知らない人もいるかもしれませんが、私が確か中学生位の時代に流行った「どんなときも」という懐かしい歌が頭の中で、自然と掛かってきそうな雰囲気です。

ただ、風邪の回復で相当な体力を使ってしまったのか、体全体がとてもだるくて、関節に痛みもあり、さらに眠気も強烈なものがありますので、人間の体というのは、うまく健康を日々維持しているものだと思わず感心してしまいました。

週明けから、頭も重くてだるくて、やる気がないのですが、ちょうど新しい差し入れをいただきましたので、そちらについて書いてみたいと思います。

 

 

鯛を捌いたことはありますか?

先週から風邪の初期症状が自己責任のもとにどんどん悪化していて、体力の消耗が激しい状態が続いているのですが、それを見てくれた方から、ありがたい差し入れをいただきました。

その差し入れの正体とは「鯛(たい)」の一本ものです。いつもありがとうございます。

こちらの鯛を知らない人は日本人ならまずいないと思いますが、頭が丸っぽくて大きなピンク色をした魚のことで、その体長は大きいものであれば30cm位から60cm位あります。

まあ、鯛といっても実は石鯛とか、黒鯛(チヌ)とか、色々と種類があるのですが、食用の鯛といえば、一般的には「真鯛」と呼ばれる鯛のことです。金目鯛は実は鯛の仲間ではなくて、深海魚のことなのですが、ご存知ですか?目が異常に大きいのすぐに深海魚であることがわかるかとは思います。

本格的に釣りをしている人であれば、大型の鯛の引きはブラックバスがおもちゃのアヒルに感じるくらい凄まじく強力なので、ゲームフィッシュとしても、大変関心がある魚ですし、釣った後も大変美味しく頂ける魚です。

ただし、大型の鯛用の釣り竿やリールは頑丈かつ高性能なとても高額なものになりますし、船で沖まで行かないと大型の鯛は釣れませんので、最もお金がかかる釣りの対象魚としても有名ですが、私の地元では防波堤や桟橋で60cmクラスの鯛が釣れますので、東京などから釣り好きな人たちが結構集まっています。

ちなみに、時期によってはカツオも防波堤から釣れるくらいですから、東京で釣りをやっている友人などは天国だと言っています。

日本では、伝統的に「おめでたい」時などに、鯛をプレゼントするとか、自分で食べると言った風習がありますので、結婚式や各種イベントなどでは、鯛という魚はすでに欠かせない食材になっています。

今回、早く元気を出すようにと、こちらの立派な一本物の鯛を差し入れで頂いた次第です。

しかし、鯛という魚は、今回頂いた鯛のように、その体が大きければ大きいほど、ある致命的な問題が発生する魚であり、自分の体調がイマイチの時には結構処理に苦労してしまう魚なんですね。

何が、鯛で大変なのかといえば、大きな50mc位の一本物の鯛を頂いても、当然ですが、そのままケンタッキーフライドチキンのようにかぶり付く訳にはいきませんので、必ず包丁で捌いて3枚に下ろすといった作業が必要になります。

この鯛を包丁でおろすと言った当たり前のような作業が、実は結構大変でかなりの労力を要することになります。

この件をご存知でしたでしょうか?

スーパー等では、大型の一本物の鯛はまず扱っておらず、販売されている時には直ぐに調理できる状態に捌いているか、完全にお刺身用として切り身状態に加工されてパック詰めで販売されています。

ですから、いつもスーパー等で鯛を購入している人であれば、ご自分で鯛を捌いたことがない人も沢山いますし、鯛自体の価格が安くありません。安くないのでそれほど頻繁に購入することもない食材である為、余計に自分で購入して捌いた事がない人が多いのでは?と思います。

もし、機会があれば、一度で良いので、大型の一本物の鯛を購入して捌いてみてください。

恐らく私の言っている意味がよくわかると思いますが、普通の包丁ではとてもではないのですが、3枚に下ろす以前に、鱗を飛ばすこと自体が大変で挫折しそうになると思いますし、鱗がそこらじゅうに飛び散ってしまって、後の掃除もとても大変です。

体調が完全な日であればまだ良いのですけど、体調がイマイチとか、風邪から回復しているような状態で、もの凄く眠たい時などに、大きな鯛を捌くという作業は、横浜のベイブリッジから、連続でバンジージャンプをしているような疲労感すら感じてしまいます。

いつも、鯛を捌いている完璧な調理具と経験を有しているプロの料理人ならいざしらず、滅多に自分でそのようなことをしない一般人が、健康でない時に鯛を捌こうとしたら、本当に大変なのです。

 

 

苦労して鯛を下ろした結果は大満足

頂いた鯛を大きな発泡スチロールから取り出して、まな板よりも大きなその魚を乗っけて包丁で捌き始めるのですが、全くもって包丁が通らないくらい硬い魚ですね。

斧かナタで思いっきり叩かないと、頭も落とせないくらい頑丈です。

鱗を飛ばそうにも、私の一般の包丁では歯が立たずにに、思いっきり力を入れて体重をかけてカンナで削り飛ばすような位の勢いでやらないと、鱗すら飛ばすことが出来ません。

これはちょっと今の健康状態ではきついなーと思いながら、せっかく頂いたものなので、健康状態が完全に戻る前に食べないといけないな?とも思いつつ、必死で鱗を飛ばして行きましたが、本当に大変です。

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何しろ、まな板よりも大きな魚ですから、片手で頭を押さえているのですけど、うまく固定することもできずに、風邪の疲労が原因で体の調子完全ではないので、思うように力も入らないため、もし、気を抜いたら一気に包丁で自分の指を削ってしまいそうなくらいです。

何度もやったことがあるので、鯛を捌くのが大変なことは事前に知っているのですが、体調の悪い時にこのような調理をする事自体が、あまりありませんし、今回はかなりの大物なので、本当に苦労しながらの作業です。

その後に鯛の鱗をなんとか落ろし終わった後に、当然、片側が終わればもう片方の鱗の除去もしないといけませんから、また同じことを繰り返していきます。

すでに、調理場は、そこらじゅうに飛び散った鯛の鱗だらけになっていて、この後に自分でかたずけも自分でしないといけないのか?と考えると、正直言って凹んでしまいそうなくらいになります。

誰か、代わりにやってくれる人がいれば、どんなに楽だろうか?と何度思ったことやらですね。

50cmクラスの大きな鯛の鱗は、飛ばす時に本当にあちこちに大量に飛び散りますし、水分が乾燥した後の鱗は、特に見つけにくかったり、掃除の時に大変な思いをすることになりますからご注意ください。

ちなみに、市販の鱗飛ばしなどは大型の鯛には全く役に立ちませんので、全て包丁でやることになります。

かなりの時間を使いながら、やっと終わった鱗の処理ですが、床や壁など、そこらじゅうに鱗が飛び散っているのを横目に、これから3枚おろしにしていくことを考えると、一旦休憩をすることにしました。

現在の私の体調は、風邪の初期症状は治ってきているとはいえ、それで殆どの体力を使っている為、既に余力はなく、眠くて身体中が痛くてたまらない状態ですから、あまり無理も出来ない感じです。

差し入れで頂いた鯛を卸したことが原因で、また、風邪の初期症状をぶり返したら、いったい何をやっているか分かりませんし、これだけ異常に眠たいということは、風邪の細菌やウイルスに打ち勝ったのは良いのですが、既に私の体力が限界に達していて、細胞レベルで早く休みなさいと言っているようなものです。

休憩しないと、そこらじゅうに飛び散っている鱗の掃除も大変そうですしね・・・。

冷蔵庫に入らない鯛を、氷詰めの発泡スチロールに一旦保存しておき、しばらく仮眠の休憩した後、再度3枚おろしを行うことにしました。

大げさに感じるかもしれませんが、それくらい大変だということですので、風邪をひいていてふらついているときにでも、50cm位の鯛を購入してきて、ご自分で調理してみればこの意味がわかると思います。

眠たい時には寝るのが一番ですし、風邪が絡んだ場合は問答無用です。もちろん、頂いた鯛も既に食べ頃の状態で差し入れて頂いている訳ですから、すぐに食べるのが一番です。

そこで、早速3枚に卸そうかと思ったのですが、頭の部分に包丁が全く通りません・・・。

いつも使っていた性能の良い包丁が壊れてしまったため、その辺で購入した代わりの包丁を使っているのですけど、この包丁では全く歯が立たないようです。

まあ、既に鱗は飛ばし終わっていますから、あとは思いっきり体重をかけつつ、叩きながら頭を切り落としていくことになるのですが、その後に、三枚に卸す作業も大変苦労しました。

結果的には、苦労に伴うリターンがある為、努力する者は報われるといった結果になります。

 

 

塩焼きとか鯛めしを食して体力アップを図る

実際に、ご自分で鯛をさばいても、その後にどのようにして食べたら良いのか分からない人も多いと思います。

日本人には最も有名な魚である鯛というのは、実は、ご自分で調理する機会があまりないといった事情から、その食べ方に関してはあまり知られていない魚ですね。

一般的には、鯛といえば、お刺身とか焼き物が多いのでしょうけど、世の中には「鯛めし」という、結構いけている混ぜご飯がありまして、今回はそちらの鯛めしを作って食べてみることにしました。

 

当然ですが、塩焼きやお吸い物はサイドメニューとして、ご用意してありますので、完全な鯛づくしになります。

見るからに体力が付きそうなメニューですから、苦労して捌いた甲斐があったというものですし、お味の方も絶品な感じですから、これを何の労力もなしで食べれていた時代に戻りたくなってきそうです。それを考えると泣きそうです。

鯛めしですけど、ご飯全体に混ぜるタイプと、ご飯の上に乗っけるタイプがあります。私が好んで食べているのは、鯛を人参やごぼう等と一緒に全体にかき混ぜて作る方の鯛めしです。こちらの方が個人的にはかなり美味しいのでお勧めできます。

基本的に、魚というのは栄養価が高い上に脂肪分が殆どありませんから、肉と比べて、相当健康的な食材になりますし、生で食べると、ビタミンも破損しませんので、まさに理想的かつ総合的に栄養価の高い食事をとることができます。

風邪の際には、鯛を沢山食べると言ったやり方は、理にかなっているということです。

今回、差し入れで頂いた鯛なのですが、栄養価が高い鯛を沢山食べて、早く健康になってくださいの意味はありがたいくらいよくわかるんですけど、できれば最初から三枚に下ろした状態で差し入れて頂くと大変助かります。

しかし、鯛というのは尾頭付の状態。いわゆる一本物の状態であるほど、価値がありますし、その気持ちが相手に伝わるといった、実情とは全く異なる運用を江戸時代以前から用いられている食材ですから、この辺りのバランスが難しいんですよね。

食べやすくすると気持ちが伝わらない。気持ちを伝えようとすると大変食べにくい鯛・・・。

世の中には、このような問題で困っている人はたくさんいると思いますが、まさに鯛のような生き方なのかもしれません。

さて、どうしたら一番良いのでしょうか?と考えてしまいそうな鯛なのですけど、結果的に全てよければ良いだけですから、あとは美味しく頂いて解決していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。


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