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こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日の午前中、突然何時も使っているMacBook Proが起動しなくなりました。
VMWare Fuison5でWindowsXPを立ち上げて、ヤフーのニュース動画を見ていた際に、音声がビーーといって暴走した瞬間、画面がバグってしまい、そのまま何をしても受け付けなくなりました。
正直これはあせりました。
何をしても反応しませんし、音はビービーうるさいですから、強制で電源ボタンをおして、シャットダウンしました。
そして、再起動してみたのですが、画面がバグったまま起動しません。
どのように画面がバグっているのかというと、RGBの原色の色になり、ブロックノイズのようなラインが、画面前面に渡って、表示されている状態です。
ついに、ロジックボードが逝ってしまったか?と言うくらいキワドイ画面表示になってしまったのです。
ついでに、電源の充電ランプである、オレンジ色の光がつきっぱなしになっており、こりゃ電源も駄目かな?と言った具合です。
一言で言えば、最悪の状態になっているという事です。
MacBook Pro 2011 15インチのBTO最強スペックにしているマシンですので、現在においても、現役で使えるどころか、OSX 10.68 スノーレパードが使える最後のマシンですので、仕事用には大変重宝しており、今後もこちらのマシンをメインで使っていきたいと思っています。
税務上の減価償却もまだ残っていますし。
で、このどう見ても、ロジックボードが破損しているであろう症状なのですが、順番に対応策を行なっていますので、そちらについてご説明します。
目次
MacBookProがおかしくなった際には、先ずはPRAMのクリアーです。
これは、基本中の基本ですので、動作がおかしくなった際には、必ずしてみてください。
そのやり方ですが、Pキー+Rキー+コマンドキー+オプションキーを押しながら、MacBook Proの電源を投入するだけです。
ジャーンという、いつもの起動音がしますので、そのまま、キーを押し続けます。
すると、またジャーンという起動音が鳴り響いて、再起動しますので、その段階で、キーを外します。
この、4つのキーを押したまま、電源を投入するのには、ちょっとしたコツがいりますので、なかなか出来ない人は、どの指でキーを押さえるのかを、いろいろと検討してみてください。
PRAMのクリアーをすると、MacBook Proに記憶されている、主要な動作をする際のデータが全て消去されます。ここがおかしくなっていると、MacBook Proの動作全体がおかしくなるという訳です。
大抵の不具合は、これで治る事が殆どです。
しかし、今回は、PRAMのクリアーを何度かやってみたものの、全く駄目です。
相変わらず、VRAMが壊れてしまったかのような画面表示になっており、そもそもOSXのログイン画面すら表示されません。
これは、本当に壊れてしまったか?Apple銀座店に持ち込んで修理を依頼するしかないかな?と思ってしまうくらいです。
念のため、BootCampに設定しているWindows7でも起動してみました。
BootCampとは、MacBook Proに一つだけインストールできるWindows7を、完全にWindowsマシンとして起動できるシステムです。
その為、OSXとは独立してWindowsを使う事が出来ます。
起動する際に、オプションキーを押したままにして起動すれば、BootCampのディスク選択画面が表示されますので、ここでWindows7のディスクを選択すれば、そのまま起動できます。
Windows7を起動すると、画面にものすごく太い縦の縞々のラインが沢山入っています。
こちらも、もうハードそのものが壊れてしまったかのような、見るにも耐えないような状態です。
もちろん、Windows7のログイン画面にすら到達できません。
仕方がないので、こちらも起動を断念。
今回の症状と原因は、PRAMクリアーで何とかなる問題では無いということになります。
最後のチャンス?SMCのクリアを試してみる。
PRAMのクリアーと同じく、アップルさんが提唱しているのが、SMCのクリアです。
一度、電源ケーブルなどを外して、そのまま数分間放置。この際の時間は適当で構いません。シャワーに行く前に外しておけばよいでしょう。
そして、適当に数分間放置したあとに、SMCのクリアー作業を行ないます。
その方法は、PRAMのクリアと同じく、電源投入時に、シフトキー+コントロールキー+オプションキーを押しながらMacBook Proを起動します。
これだけです。
こちらは、MacBook Pro本体に記憶されている電源周りのハードウェアの設定情報を初期化するものです。
これで駄目だったら、Appleさんに持ち込んで、修理依頼をするしかないだろうといった状態になります。
で、結果はどうなったのか?
結局、症状は変わりません。画面もバグっていますし、ログイン画面にすら到達できません。
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いよいよ、修理依頼なのか?
いえいえ、実はまだやっていない事があります。
それは一体なんでしょうか?
実は、OSXもWindowsと同じく、セーフモードで起動することが出来ます。
このOSXのセーフモードは、Windowsよりも大変優秀で、不具合などを勝手に修正しながら、起動してくれるのです。
最後の賭け。
こちらに賭けてみました。
その方法は、シフトキーを押しながら、電源を投入するだけです。
ジャーン!と言う起動音がなり、MacBookProの起動画面が表示されます。
おお!画面がバグっていません。
なんと、正常の画面表示のまま、ログインが出来ています。
セーフモードの起動は若干時間がかかりますので、暫くそのまま放置で、コーヒーでも飲みながら、起動するのを待つ事にしました。
そして、コーヒーを飲み終えて、MacBook Proを見てみると、なんとログイン画面が表示されいます。
はー、とため息が出ました。
これで、アップルさんに修理に行かなくて良くなった訳です。
画面が原色表示になったり、ブロックノイズが画面中に表示されていると、どう見てもVRAMとかロジックボードの故障にしか見えませんので、本当に心配になってきてしまうのです。
それで、ログインパスワードを入力して、ついにOSXにログインが出来ました。
しかし、また画面がバグってしまい、ビーと言う音がなってしまった。
せっかくログインできたのですが、また画面がバグってしまいました。
なんだこれ?と言った感じです。
今回もVMWare Fusion5でWindowsXPを起動している際に、その現象はおこりました。
まさか、犯人は・・・・・。
そうです、絶対の確定は出来ませんが、VMWareFusion5が今回の原因のようです。
仕方ないので、またシフトキーを押しながら電源を投入して、セーフモードで起動します。
そして、無事にログインして、今回はオニキスというツールを使って、OSX内のシステムファイルや関連ファイルのクリーニングを行ないます。
オニキスは無料ですので、そちらを提供しているサイトからダウンロードしてください。OSXのバージョンによってソフトそのものが違いますので、スノーレパード用と、ライオン用、マウンテンライオン用で全て異なります。
ご注意下さい。
そして、オニキスを起動するのですが、当然、管理者パスワードが必要になります。
起動ディスクのチェックをするか等を聞いてきますので、全てチェックをしてください。時間は掛かりますが、必ずやっておくと良いです。
そして、バッチ処理を選んで、一気にOSXのシステムの自動クリーニングを行ないます。
これは、それなりの時間がかかる場合がありますので、私はこの間、水槽の水換えを行なっていました。30分から60分くらいあれば、無事に作業が完了します。
そして、オニキスの自動バッチ処理が終わると、後は再起動するだけです。
MacBookProがぶっ壊れたような症状がついに改善。
また、ログインして、VMWare Fusion5を起動します。WindowsXPも起動しますが、今度は大丈夫のようです。
ロジックボードがぶっ壊れたような症状が、完全に治っています。
本当に一安心しました。
後は、電源をつけっぱなしで、安定した動作をするのかを確認する為、本日はこのまま放置と言った感じで、復旧作業が完了します。
VMWare Fusion5がもたらす不具合とは?
こちらは、ソフトウェアに致命的な問題があるのではなく、それを利用する側に問題があると考えるのが普通です。
趣味ではなく、業務で毎日殆ど24時間使っている為、あちこち不具合が出るのが当たり前なのです。
システムやOSと言うのは、そういった類のものです。
細かいバグなどは、OSX全体で見た際の結合テストに該当するようなケースは、個別のソフトウェアだけでは、全てを確認する事は出来ません。
もちろん不具合がないにこした事はないのですが、どのような過酷な使い方をすうのか等は、その本人にしか分りません。
MacBook Proが突然動作しなくなったり、VMWare Fusion5を利用中に、マシンが起動しなくなった場合は、真っ先にセーフモードで起動する事をお勧めいたします。
午前中の不具合から、12時間ほど経過して、MacBookProもずっと電源をつけっぱなしですが、全く問題なく動いています。
もちろん、VMWare Fusion5も常に常駐起動していますが、全く問題ありません。
私は、MacBookProなどを、殆ど24時間つけっぱなしにしていますし、その間に相当な負荷のかかる業務を断続的に行う事が良くあります。
不具合が発生して当然の環境を作っているのは、私自身ですので、ここまで動いてくれるMacBook ProやVMWare Fusion5には、大変感謝しているところです。
本日は、可愛い不具合と言ってもよいかもしれません。
よろしくお願いいたします。